2022年03月07日

高齢者の方が外出する楽しみを守る!玄関のリフォームで安全性◎!

段差や滑りやすい床の玄関では、外出するのが億劫になってしまうことがあります。高齢者の方が外出する楽しみを守るためにも、玄関の手すり、靴の着脱スペース、床、扉、スロープをリフォームすることをおすすめします。この記事ではどのようにリフォームすればよいのか紹介しているので、参考にしてみてください。

安心して利用できる玄関にリフォームしませんか?

「玄関」は自宅と外の世界を繋ぐ場所です。最近では若々しい高齢者が増え、習い事やショッピング、食べ歩きなどを楽しむ姿をよく見かけるようになりました。外の世界で人とコミュニケーションを楽しみながらさまざまな刺激を得ることは、生きていく上でとても大切なことです。

 

しかし、年齢を重ねるにつれて足腰の筋力や聴力、視力などが低下することによって、外出が億劫になってしまう方も少なくありません。そこに拍車をかけるのが「玄関の使いにくさ」です。

 

玄関に段差があって降りるのも上がるのも一苦労したり、滑りやすくて雨の日にヒヤッとしたりしたことはありませんか。このような玄関では「体が大変だし、わざわざ出掛けなくてもいいか」「今日は気分が乗らないから明日にしよう」というように、どんどん外出する機会が減ってしまいます。

 

そこで、外出するのが楽しみになるような安心して利用できる玄関にリフォームしませんか?生き生きとした毎日を手に入れるためにも、この機会にリフォームすることをおすすめします。

玄関のリフォームで大切となるのは?

玄関のリフォームで大切となるのは、「手すり」「靴の着脱スペース」「床」「扉」「スロープ」の5点です。それぞれどのようにリフォームすればよいのか、ご紹介しましょう。

 

手すり

移動する時や靴を履くのにかがむ時、立ち上がる時なその都度つかめるように、手すりを複数設置しましょう。ふらついても手すりがあれば体が安定するので、転倒を防止できます。

 

とくに女性は骨粗鬆症の方が多く、ちょっとした転倒でも骨にヒビが入ったり折れたりしてしまうことが少なくありません。玄関内だけでなく家の敷地外に出るまでのスロープにも手すりを設置することで、転倒する危険性を減らせます。

 

靴の着脱スペース

玄関の土間と室内の床の段差をなくすリフォームをすることで、つまずきにくくなります。しかし、靴を着脱する際には腰掛けるものがある方が転倒しにくくなることは、長年の経験からご存知のことと思います。そこで、靴の着脱スペースを確保するために玄関用の椅子を置きましょう。

 

靴のかかとを踏んだままや紐が結べていないなどきちんと靴を履けていないと、転倒の危険性が高まります。玄関用の椅子に座って靴の着脱に向き合う環境を作れば事故を防止できます。

 

普段は何ともなくても、雨の日に濡れると滑る素材の床があります。滑りやすい床ではいくら気を付けていても転倒してしまうことがあるでしょう。

 

そこで、滑りにくい床に変えるリフォームをおすすめしますが、この時少しでも広さを確保することを忘れないようにしましょう。車椅子や歩行器の利用を考えると、あまりにも狭いとそもそも出入りできませんし、介護してくれる方がいる場合も付き添えないからです。

 

床が滑りにくいと、新聞を取りに行くといったちょっとした玄関の利用時にも安心できるでしょう。

 

高齢になるにつれて握力も低下するので、玄関扉を開ける際に重く感じるものはリフォームで交換することをおすすめします。おすすめなのは「スライドタイプ」の扉です。

 

スライドタイプのメリットは、わずかな力で扉を開け閉めできることだけではありません。車椅子の方や杖を付いている方は手前に扉が開くと避ける必要があり、その際に体重移動がうまくいかないと転倒する危険性があります。スライドタイプなら左右に開け閉めするので、スムーズに出入りすることが可能です。

 

スロープ

玄関内だけでなく玄関外から敷地を出るまでの間に段差がある場合は、スロープに変えるリフォームをすることをおすすめします。スロープにも手すりを設置し、足元の素材には滑りにくさを重視したものを選びましょう。

 

スロープの幅は車椅子の方でも通れるように最低でも90cmを確保しましょう。足が上がりにくくなってつまずきやすい高齢者にとって、玄関先での転倒を防ぐためにもスロープは欠かせないものです。

まとめ

玄関の使いにくさによって外出が億劫になっている高齢者の方がいらっしゃるなら、この機会にリフォームすることをおすすめします。

 

手すりを設置すれば動くたびに手すりを掴んで転倒を防止できますし、靴の着脱スペースがあればゆったりとした気持ちで靴を履いて外出できます。床を雨の日でも滑りにくい素材に変えればいつでも安心して利用できますし、扉をスライドタイプに変えればわずかな力で開け閉めできるでしょう。さらに、敷地を出るまでの間をスロープにすればより転倒しにくくすることが可能です。

 

「有限会社山下サッシトーヨー住器」では淡路島にお住まいの皆様が安心して毎日を過ごせるように、リフォームでお役に立てればと考えています。お客様のご要望に合わせて一緒に住みやすさを追求できたらと思いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。お見積りは無料で承っております。